レオノール・シルヴェイラのものすごい吸引力のある眼差しが引き出され、画面に定着させられていたすごさ。
土地や歴史への帰属意識の欲求不満、欲望が欲望を呼びながら進む人生とそれが叶えられない無情、そして…
どのカットも本当に素敵で、美術館で絵を一枚一枚じっくり見て周ってるような感覚になった。どんな感性で生きたらあんなに綺麗な映画をつくれるの❓
あとエマが怖いくらい美しい、振り向いたときの衝撃、主人公す…
マノエル・ド・オリヴェイラ監督作品。
オリヴェイラが100歳を超えて監督した短編を含むオムニバス映画『ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区』が素晴らしく、特集が気になったので鑑賞。
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長いけど、映画が語っていることの時間の長大さに比べると当たり前だけど圧縮されてる
渓谷という自然地理の堆積する時間、果物や花や川や雨といった自然の運動する時間、家、写真、絵画、線路、道路といった文…
息が詰まるような室内の会話劇と、渓谷の広大で美しい風景との強烈な対比、閉塞した人間関係と開かれた自然の空間。この二重構造は、エマの内面と繋がり合う。ペドロ・ルミナレスが口にする「(月のように)誰にも…
>>続きを読む© Madragoa Filmes, Gemini Films, Light Night