イカれた世の中にはケン・ローチのような骨太な存在が必要なのだと思う。本作は1969年制作の南ヨークシャーの炭鉱が舞台の2部構成のテレビドラマ。ここでは搾取される側の人間に徹底的に寄り添っている。イギ…
>>続きを読む第一部と第二部をセットで鑑賞
一気に観るからこそ、食らった部分もあるのでまとめて感想を記録したい。
本作で肝要なのは「どこで終わらせるのか」だ。一部も二部も「ここぞ!」という、最もエモーショナ…
堅実な演出というのか、ほとんどカメラが寄らない。小道具を映すときも、アップで強調することはなく、物語の流れの中に組み込んでいる。さして珍しい演出というわけではないのだが、本作に限っていえばある意味が…
>>続きを読む1977年にBBCドラマ枠用に制作されたケン・ローチ監督の二部作テレビ映画。脚本は『ケス』のバリー・ハインズ。
舞台は1976年、イギリスの炭鉱町の労働者たちとその家族、経営陣たちをドキュメンタリ…
特に何か大事件が起きるという展開でもないけれど、ひたすら坑夫たちの生活を淡々と愉快に描いていて、ところどころ笑えるところもあり、とても楽しく観た。男たちのブラックジョークの数々。
そして、皇太子訪…
敬服の念に堪えないイギリスの名匠ケン•ローチ監督の"幻の傑作"が日本初公開。
BBCのドラマ枠で制作された2エピソードを二部構成168分の長編で上映。
年末ラストの大目玉として特別な思いを抱いて非…
ケン・ローチの政治性が最も静かな形で結晶した一編。第一部は主張を叫ばず、ただ炭鉱で働く人々の生活・労働・表情を丹念に映し続ける。その抑制がかえって石炭産業の構造的な不均衡と、人間の尊厳の脆さを浮かび…
>>続きを読む「この若干自嘲入ったワーキングクラスの軽口の叩き合い、何時間でも観れる」と思ったら次の局面で凄い角度で落としてきて「嗚呼、ケン・ローチ」と謎の感慨に耽る。
ドキュメンタリータッチでヅラのパカパカ見…
1977年にケン・ローチ監督が制作した二部構成のテレビドラマ。
舞台は炭鉱の労働現場。第一部は、炭鉱を視察訪問する皇太子の受け入れをめぐる軟派チックなドタバタ劇。第二部は打って変わって、炭鉱での爆発…
©Journeyman Pictures