正直、完全にやられた。
『ルノワール』というタイトルから、そして陽気なポスタービジュアルから想像するものは、明るくどこか懐かしい夏の物語だったはずなのに、その期待は冒頭5分で見事に裏切られた。だが、…
フキという11歳の少女の話。彼女が見た話なのか、感じた話なのか、それはよく分からない。彼女がそこにいた、という切り取り方であるという理解でいいのだろうか。わたしが作品中で観た変な出来事、をフキがわた…
>>続きを読む時間は有り余ってるのに自分でコントロールできることが少なくて、退屈で気怠く、惰性で過ごす夏休みを思い出す。
窓から手を伸ばして、ぬいぐるみから、または風船から、手を離してしまおうかどうか心に決める…
全体的に『お引越し』はよいのだけど、丘の上?からのフキ両手振り。否が応でも田畑智子(おめでとうございまーす)が思い出されて、そうまでして入れ込まなくても…という気持ちになった。
キャンプファイヤーの…
浸れる映画でした。
特に私の中で印象に残っているシーンが、フキが母の漕ぐ自転車の後ろでヒラヒラと風になびく母の服を右手でそっと触れる場面で、本当に些細なことなんだけど私も小さい頃その感触が好きで触…
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