映像やストーリー展開は、まるでフランス
映画を観ているような感じだった。
フキが人の家のクローゼットや引き出しを
勝手に開けたり、友人宅で靴下を履き替え
るとき、脱いだ靴下をテーブルの上に置く
シ…
余韻が先行して記録など全く忘れていた
音と形と時間の流れとが一体となって「その日」という人生の特別な瞬間に組み込まれた、「あの日」のユーロスペース、渋谷の雑踏、友人と歩きながら感想を言い合った道に…
主人公の"ズレ"が鍵になっていると思いました。夢の中の世界のように、とても曖昧でふわふわしています。観た人も多かれ少なかれ、育った環境から由来する"ズレ"を持っていて、それが鑑賞後の気持ちに呼応して…
>>続きを読むいい映画だった。最初は掴めなかったが、みていくうちに吸い込まれていった。出てくる登場人物がみんな不幸せそうで、家族なのにお互いがお互いのことをあまり思い合っておらず悲しいなと思うときもあったが、家族…
>>続きを読む色んなことが重なっていたのもありエンディングで気づいたら涙出ていました
寂しい辛い悲しいに直面した時、幼い頃よりもその感情を薄める力を働かせることができるようになったから、うっすらとした感情を消化す…
常に画面から出ている死臭が凄い。
襖を開けてしまったあのショット。一生、忘れない気がする。
フキが魔の手から逃れられた時、すなわちそれが死を克服した時から一気に生に溢れるのもすごい。
そしてあの…
11歳の少女フキは変わり者。孤独、妄想、死への好奇心。彼女は大人への反抗のジャブを繰り出しながら静かに迷走する。
散文的なスタイルながら早川監督の映像造形はその印象を超えて緻密である。
リアリズム…
80年代を生きてないからあんまりピンと来なかった描写がいくつか。
大人ってやだな〜って思うことばかり。
映像はずっと綺麗で、フキ役の女の子もすごく自然に演じててすごいなと感心。
マイペースで何も考え…
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