途中まで「何かぼんやりしてる話だなぁ…」と思っていたものが、終盤父が亡くなってから全てくっきりとした輪郭で映し出された。撮り方も、光の当たり方も好み。キャンプファイヤーの宗教性に注目した映し方すごく…
>>続きを読む〝RENOIR〟なんだかヤンヤンを思い出してしまった
子供の眼差しは残酷なほどにそこにある真実を見つめる
子どもと大人の合間で揺れる心の機微が夏の終わり何処となく感じる寂しさとともに沁みた
子供の…
このレビューはネタバレを含みます
11歳のちょっと変わったタイプの主人公フキの視点で描かれたひと夏の物語。父の闘病、両親の不仲、、複雑な環境で言葉にならない思いや様々な疑念や孤独を感じているいると思われるフキの行動は危うい。時には自…
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評判良いので遅まきながら早稲田松竹で鑑賞。これはかなり喰らった!主人公・フキは小学5年生の何処にでもいる女の子。子供でも末期癌の父親の死期が近いことはちゃんと分かってる。登場人物の服装や携帯電話がな…
>>続きを読む大人には見えないもの、大人が見ようとしない生の営みのなかの光を捉えてしまう、フキの感性と態勢が、ルノワールそのものだと思った。
(1) 超能力に惹かれるのは、なぜだろうか。それは、「わかり合えなさ…
劇場で観ればよかった。
とても映画的な映画。
繊細な表現、大人の世界の違和感、死との距離感、全てがリリカルに伝わる。
物語と言うよりはイメージシーンが繋がる感じだから、人によっては物語を求めて混乱…
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