決して激しい物語ではない。
主人公の小学生のフキちゃんが
見る捉える世の中。
その中で生まれる興味、感情。
それをフキちゃんの目線を通して描いている。
その目線の絵を通して、この子は何を見ていて
何…
映画のテーマは「死」や「別れ」
大きな盛り上がりはなく、淡々と過ぎていく日々中で、それを感じて「生」を知り、成長していく映画なのかなと思いました
ただ、フキが他人の家のクローゼットを勝手に開けるのは…
ひと夏の思い出と言っていいのだろうか…。
両親をはじめ、周りの大人が最悪で、フキの大人びた冷静さと細やかな視野の広さに救われている。彼女は天真爛漫だけど、周りの大人が違ったらまた違う性格を持ち合わ…
(ネタバレあり)
明確なストーリーはない。けれど、不思議と退屈せず最後まで観られた。
おそらく、小道具のひとつひとつが、自分が中学生の頃に見慣れていたもので溢れていて、とても懐かしかったのもあった…
河合優実 出演作なので観たかった映画。やっと鑑賞。河合優実の出番は少なかった。鈴木唯 の映画だった。難しい映画だったが、フキ役、鈴木唯の演技が凄かった。
谷川昭一朗 を観ると『Every Day』を…
このレビューはネタバレを含みます
最近見た中で、1番心が苦しかった作品
フキという、小学生が様々な人に関わっていくストーリー
フキは俗に言う鍵っ子で、お母さんは仕事で毎日忙しく、お父さんは癌で余命短く入退院を繰り返している。
詩…
以前観たスペインの映画「悲しみに、こんにちは」を思い出した。
自分だけでは解決できない周囲の環境や出来事のなかで、成長していく30年ちかく昔の少女のひと夏の物語。いずれも身内の病が落とす影に翻弄され…
このレビューはネタバレを含みます
危ないくらい純真なフキの視点を通して、死生観その他をとても文学的に、抽象的に表現した繊細な映画だと思った
他人の家族の歪さ、弱っている人への情弱ビジネス?、未亡人、ロリコン?など、子供だからこそ疑…
アップリンクでやっていたのでふらっと観に行ってみた。薄いガラスのように繊細な映画だった。しかしどの登場人物にもあまり感情移入できなかったかも。なぜならあまりにリアルすぎて。出てくる大人が全員不完全で…
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