「PLAN75」が素晴らしかった早川千絵監督ということで。良い意味で驚いた。
前作はよりクリティックで具体的な事象を射程にした作品だっただけに、本作のより散文的というか、それこそルノワールの絵画の様…
『お引越し』のキーワードだけ知った状態で観たので、主演の女の子のあまりの田畑智子ぶりで驚いてしまった。
そして、間違いなく『お引越し』という名作を下敷きにした作品。
ご自身は公言されてるのかどうかは…
子供を主人公にしていながら、その実語られる対象は子供だからこそ覗くことのできる大人の本音であった。
本作を観ると「大人」とは年齢を重ねたことで体裁を取り繕っている人間だと思うようになった。多くの子ど…
とても好きでした!
〜主人公の少女は作中で唯一のホンモノ〜
あらゆる“紛い物”が出てくる中で、主人公の少女のみは常にホンモノで、本質的だった
〜フランス映画ってフランスの人にはこう見えてる〜
フ…
「みなし子になってみたい。」本当に夢でよかったなと思った。フキ、11歳。1980年代後半の夏。闘病中の父と多忙の母。11歳の夏、大人の世界を覗き見る。見て、感じて、触れ合って。
「PLAN 75」…
このレビューはネタバレを含みます
こどもがいかにして【喪失による哀しみ】を自覚するか、というのが主題だった気がする。ある程度大人になると、「喪失」と「哀しみ」ってセットになっていて当たり前のように思えるんだけど、そうではなくて。実際…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
私この監督さん好きだな。違和感もたっぷり。だから惹きつけられる。
"17歳"など子供から大人への過渡期がクローズアップされる映画はままある気がするけれど、11歳という少女に主役を委ねる映画はあまり…
このレビューはネタバレを含みます
ロケ地が岐阜、それもめちゃくちゃ知っている地域。フキちゃんは私が通っていた小学校の隣の小学校区の子だ。映画で東京とか出てきても全然わからんけど、今回はめっちゃわかる!というのがまずうれしかった😅
フ…
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