坂を上り下りして浮かび上がる⼈⽣の得喪。なかには耐え難いものもある。
その苦悩に「無理して乗り越えなくていい」とただ寄り添う本作のやさしさに、
きっと救われる魂があるはずだ———ISO(ライター)
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松たか子と高石あかり、満島ひかり(ちょっとしか出ない)と女優力は高い。夏の影を映した撮影は情感がある。
寓話的だと感じる。坂の上にある家からは大雨と一緒に色々なものが流れ出てしまっている。子供の命…
長崎の街並みを生かしたアンニュイな作品。
原作は戯曲ということで、文学的で物語の波はないが、俳優陣の演技で引き込まれていく。
演劇ではできない、ロケーションを上手く使った撮影は、映画という映像作品…
良い映画を観たなぁというのが率直な感想。
妹に押し付けられた姪っ子が時間が止まっていた主人公の人生のスパイスになる、ように見せて簡単には変わらない。
演技派揃いなので、主要な登場人物がみんな、そ…
この映画で何を伝えたかったのかいまいちはっきりしない映画だったと思う
オダギリジョーと高石あかりの演技が映える映画だった印象(主演はどっち?)
髙石あかりの作品をあまり見た事がないがすごく売れそ…
2025/07/10
ジリジリと追い詰められるような、夏の嫌な暑さを感じた映画だった。
舞台は夏の長崎。主人公の治は、息子を亡くしたことがきっかけで、妻と別居中。職場の造船所も潰れてしまい、現在無…
このうだるような暑さの中で観るにはぴったり。おじさんと姪っ子の、他人ではないけど少し壁がある感じとか、長崎の町や家の田舎感は故郷を思い出してエモく感じた。
終始やるせなさでいっぱいでハマりはしなかっ…
(C) 2025 映画『夏の砂の上』製作委員会