ミュリエルに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ミュリエル』に投稿された感想・評価

ジャン・ケイヨールの脚本を、アラン・レネが監督した。未亡人デルフィーヌ・セイリグは過去の男を招く。ただ会いたかっただけ。彼女の養子は、アルジェリア戦争で、誤って死なせてしまった少女ミュリエルの記憶に…

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戦後再開発された海辺町 朝と夜がないまぜにされて閉じた時間軸、逃げ場はない、墓もない 古家具のショールームの中で家族ごっこ、恋愛ごっこ 撮影が銃撃にすり替わる、もう何も思い出したくなどないから きれい
富井
4.5
何から何まで目まぐるしい
編集ヤバいうえに撮影もちゃんとしててヤバい、ホームパーティのとことかビビる
序盤が少し退屈

戦争の傷は深い、な登場人物だけど戦勝国としてのフランスを皮肉っているようにも見える
brian
4.5

骨董屋を営む未亡人エレーヌ(デルフィーヌ・セイリグ)は、第二次世界大戦のあと別れた昔の恋人アルフォンス(ジャン・ピエール・ケリアン)に会いたくなり手紙を書く。

初めてのアラン・レネ。
目まぐるしい…

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乗っけからキレキレなカット割りのおかげでテンションが上がる。
けどまぁ、当たり前に話の筋はわからない。
編集の繋ぎや、全員を映さない構図やらの不自然のおかげで不思議と退屈はしない。
マリエンバート方…

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映画が始まる前にもう全てが終わっている(=世界が滅んでいる)から、家具も小物も建築物も何もかもが「遺物」に見えるという。
自分が死ぬことがわかっているときってこういう気持ちなのかもしれない。

 レネの後期の映画の中でも、端正なスタイルと生死·霊的領域を越えた澄んだ怖いまでの純愛を取り出した『死に至る愛』は取分け好きだが、今度初めて(かな?)字幕スーパー版で見れる機会が出来たが、例によって…

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otom
4.2

カットバックやら何かと前衛的ではある。過去に囚われた人々がうすら寒い街にワラワラと集まってくる。脱却の方法は人それぞれ。何だか人の無力さと云うか哀しさを感じる映画である。アラン•レネ特有の重さが割と…

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これは難しい映画ですね…。深夜に観たせいもあるから朝にもう一度観た。
ベルナールはアルジェリアで拷問殺害したミュリエル、エレーヌは亡き夫やかつての恋に囚われている。そこにかつての恋人アルフォンスとそ…

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