映像はモノクロなのに、観ているこちらの胸の中には色が弾むよう。
マルクが街を駆け回る姿は、まるで青春のエネルギーそのもの。
「ポルシェが欲しい!」という欲望と、ミシェルへの淡い恋が同時に進行するのも…
ジャジーなBGMが印象的でしたが、それに引けを取らないほど即興的なセッションのような内容の映画でした。あまりにも散文的なのに突き抜けるような走行感の、衝動的で涼しげな映画でした。
レースに出たいと…
初めと終わりの2つの静止画に挟まれた運動。
性的衝動を車(ラリー出場)に転嫁し、スラップスティックコメディよろしく動き回り、最後には隣りに座っていた性的対象を直視することで、フィルムは焼失し「戻れな…
◎ 青春の叫びの青写真
コメダ、さすがです!車道を疾走している時、バッチリすぎます!ジャズっぽさっていうとゴダールの'勝手にしやがれ'っぽい危なさを感じました! 男女で戯れて逃走するところもまさに…
このレビューはネタバレを含みます
好きすぎる...............
ええぇえぇぇ.....めちゃくちゃ好きすぎる........
主人公マルクが次々と見舞われるトラブルは当人からしたらたまったもんじゃないですが、そのいざ…
67年にこんなん作ってたの凄すぎるでしょ
甘いのに臭くないし魅力的な人物やし。バッファロー'66のビリーに似てる気がする。ヴィンセント・ギャロは意識してたんかな。後に主演の繋がりあるし
どのシーン…
初イエジー・スコリモフスキ。トリュフォーの映画では走りまくっているジャン=ピエール・レオーが車、バイクに乗っている!車のことだけ考えて生きているレオーの狂人ぶりがいい。
「この絵はオリジナルじゃな…
このレビューはネタバレを含みます
出発(たびだち)
超久々の?ヌーヴェル・ヴァーグの雰囲気たっぷりの1967年の作品。
イエジー・スコリモフスキの作品をはじめて観た時の衝撃を思い出しつつ、当時よりもより渋みを(勝手に)感じている私…
ジャン=ピエール・レオ&カトリーヌ・イザベル・デュポールの起用や、奔放なカメラワーク、物語を断ち切るかのように挿入される音楽などヌーヴェルヴァーグの影響が濃い一作。そのため見ていて少し気恥ずかしかっ…
>>続きを読む今晩、トランクで夜を明かそう
犬に咬まれた愛はロマンチック
真っ二つのポルシェが一つになるとき
明日、すべてが変わる
ラリーに出場すれば、きっと優勝さ
ミントの香り、無意味な期待
移ろう心は、今や…