たくさんの犬とホームレス生活する女性。その無骨な生き方に垣間見える優しさ、狡猾さ、苦しみ、楽しみ、これってあれだ、人生だな。
こっちを先に観ていたら同監督の「トレンケ・ラウケン」の最後も、ああ、そ…
すこし、自分の未来を重ねた
いわゆるホームレスの女性なのかな
あるいはヒッピー?
たくさんの犬たちとの自然の中での共同生活
犬たちが、主演の女性に本当に懐いていて
女性が寝ると犬たちはそばにく…
退屈ではあるけど、一貫性は常にあり、テーマに対しても真摯でそれでいてカタルシスも得られる、そんな特異な作品。
すでに観ている二作品でちょっと苦手意識が芽生えつつあるラウラ・シタレラの作品ではあるけど…
犬みたいなおばはんの話かと思ったら犬に囲まれて暮らすホームレスのおばはんだった。
おばはんの日々を夏から順に春までを追いかける映画。とは言いつつもわかりやしいドラマやアクシデントはなし。最後の遠景は…
内容はまぁよかった気がするんだけど、トレンケラウケンを観たときに勘弁してよ…と思ったエンドロールが終わったあとの謎音楽タイムがこの作品でもあって心の底から辟易した。
余韻を作るためなのか知らないけど…
なんて豊かなんだろう!
彼女の暮らしに憧れる。しかし彼女のような特権階級でなければ手に入らないだろう。自由、たくましさ、優しさ、遠くに泳ぐ眼差し、奔放さ、常にたたえる小さな微笑み、手先の器用さ、そし…