このレビューはネタバレを含みます
『血』とは対照的に、こちらはハマりきれなかった。
リスボンのスラム街を舞台にした作品で、作品の魅力には気づけなかったけど、気になったポイントだけ。
女性の登場人物が圧倒的に多い中、赤ん坊を抱えた男性…
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出入口を奥に捉えた狭いダンス広場の音楽と喧騒、路地裏に響く生活音に自分もそこにいるような錯覚に陥る。そして突発的に訪れる暴力的な音の響きを引き画のワンショットで収めてしまう衝撃。
誰かが何かを一方…
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"あなたの痛みを分け合えたらいいのに"
うーん、これは難しいわからないから面白くない、というよりわかった上でやっぱ退屈の部類に入ってしまう。こういうセリフも少なく展開もあまりしない、行間読んでこっ…
初ペドロコスタということで、理解すると言うよりも感じることを目標に…鑑賞。とにかく圧倒的なリアリズムで、スラム街の一住人として彼らのありのままを見ているかのような錯覚に陥り、言語化できない「怖さ」み…
>>続きを読む青い壁を背景に絵画のようなショットから始まる。
概ねセリフは排され、ほぼ環境音のみで進み、時折、音楽が不自然なほど響き渡る。それはいい。
睡眠不足気味で疲れた頭が、別の事を考えてしまい、なかなか映画…
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初めてペドロ・コスタ監督作品を観た。観ながら感じたことは、愚かな人間というのは、何か一つの行動や考えが愚かなのではなく、全てが愚かなんだなぁということだった。主人公は何人かいるが、今回はそのうちの夫…
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