絶望の日 デジタル・リマスター版に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『絶望の日 デジタル・リマスター版』に投稿された感想・評価

4.6
ミッシングファンダメンタル的死と鐘の音が頭のなかで持続していた。
Juzo
4.5

闇に消えゆく文豪の魂。言葉と空間が織りなす、あまりに高潔な死へのプレリュード。
ポルトガルの巨匠オリヴェイラが、最愛の作家カミーロの最期の日々を、彼が実際に暮らした屋敷でフィルムに焼き付けた精神的肖…

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「パルジファル」の前奏曲から始まる本作。ワグネリアンの私にとってそれだけで心躍るものだが、オリヴェイラはスコアから分解して音楽を映画の中に組み立てている。「パルジファル」も「トリスタンとイゾルデ」の…

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I saw "The day of Despair" the first time at the cinema yesterday.






This is a dramatic film de…

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見逃してしまったので横浜まで出向き無事初鑑賞。
これは大傑作。
オリヴェイラのフィルモグラフィの中で最もラディカルで、厳格で、そして誠実な、彼の映画哲学・映画詩学を代表する到達点であるように思う。

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その意図を汲み取るには難易度の高い(と感じる)、実験的で禁欲的な《アンチ・ロマネスク》である。よくは理解できないままに魅了されるタイプの作品だった。オリヴェイラは、同国ポルトガルの小説家カミーロ・カ…

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HAL
4.5

『絶望の日』今回のオリヴェイラ監督特集で観たなかで圧倒的に怖い。そして一番美しい。

オリヴェイラが映像の持つ魔性のようなものを炎と煙に託す作家だというのがよくわかった。執拗に煙の動きを画面の上に、…

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アブラハム渓谷が完売(と思い込んだ)ので代わりに期待してなかったこれを見たが巨匠を舐めたらいけなかった。ワーグナーリピートにうんざりすると予感したが我々の手記に表れた時間に対するロマン、完璧な情愛へ…

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完璧なショットの連鎖が死を渇望する小説家の最後を無駄なく描き出す。彼にとって死という概念は恐怖の対象というよりも別の概念になっていたという現実。映画が非現実であり続けるがゆえに見えてしまうものがそこ…

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観終わって、一篇の芸術作品を鑑賞した感が残った。この19世紀ポルトガルの作家は18歳の時に自殺を意識したと言う。愛よりも死。一度死に因われると事あるごとに、顕在化する。決定的になった眼病。まさにそれ…

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