オリヴィエラ監督特集5本目。
9世紀ポルトガル文学を代表する小説家カミーロ・カステロ・ブランコ。
作家とその妻を男女の俳優が演じつつも、説明を加えて解説するという変わった構成。
その生家を舞台に…
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「どんな精神疾患の本にも載っていない」
そんなに長いわけじゃないのになんでこんなにねむくなっちゃうんだろうねオリヴェイラ。でもにんげんと死についての話だったからいまみるのはちょっとあやうかった、う…
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拳銃自殺に至るまでの一連で、往診医がリビングを出て玄関に向かい、家の者も自然にその場を離れ、ほんの一瞬不吉な間があってから銃声が鋭く響くが、思い返せば引きで撮られた部屋全体の固定ショットや作家の椅子…
>>続きを読む訪問者/居住者が厳格に分別されていた『訪問、あるいは記憶、そして告白』とは対照的に訪問者/居住者(現在/過去)が容易に侵犯。過去は再演された現在でしかないと赤裸々に暴露されていくため映像への疑いが常…
>>続きを読む特集上映にしては渋すぎんか…というのが率直な感想。77分なのにクレジットが超長く、車輪の回転と俳優の解説によって作劇までの時間が更に引き伸ばされる。あと歯と舌の隙間から発音する、(日本語には無い)空…
>>続きを読む特集5本みたが、めちゃくちゃ眠気を誘う映画というジャンルがオリヴェイラによって新たに形成された。全然元気な時に見てもあかん。全然タルコフスキーとかの比じゃない。
主題が全部貴族ものだから全く自分のテ…
© Madragoa Films, Gemini Films