ジンネマン監督のファンとして知られる作家の逢坂豪が同監督ベスト3として「山河遥かなり」(1947)「真昼の決闘」(1952)と共に挙げた一本。かつてスペイン内戦で闘ったゲリラ闘士の生き様を描く。原作…
>>続きを読むスペイン内戦から20年。今でもペック逮捕に執念を燃やすクインの署長。母が危篤。母は罠だから帰って来るなと神父を通じて伝言、息を引き取る。ぷっくは国境を越えようと決意する。ジンネマンの地味だが、有名な…
>>続きを読む一度聞いたらついぞ忘れそうにない強烈なインパクトを持つ邦題は原作となった小説のタイトルがもとのようだ(原題は黙示録の一節「蒼ざめた馬を見よ」)。今回これを鑑賞しようと思い立ったのは他でもなく題名に惹…
>>続きを読む『ジャッカルの日』の名匠ジンネマン、スリリングなテロスパイ戦を期待したらちょっと肩透かし。スペイン内乱から20年経過、フランスへ脱出した元共和国軍の闘士マヌエル(G・ペック)の逮捕に固執する現政権フ…
>>続きを読むこれはね~、フレッド・ジンネマンっぽい腰の重さ!
スペイン内戦から20年経って、
当時の共和軍側の英雄が逃亡しながら銀行強盗で食い繋いでおり…
みたいな。
前年のルイ・マルの「鬼火」もアルジェリ…
フレッド・ジンネマン監督作。
スペイン内戦後フランスへ亡命したゲリラのリーダーと、彼を捕えることに執念を燃やす警察署長の姿を描いたサスペンス。
アメリカ映画ということもあり、立場的には自由を求め戦…
地味ながら好きなジンネマン作品。フランコ独裁時代の悲劇、本作は失敗作と言われているが見どころはあると思う。まずはあらすじから
ーーーあらすじーーー
■スペインを二分する内戦、共和国人民軍に対するフ…
スペインがまだフランコ政権下の時代、内乱の英雄の帰還を描いた、悲愴感漂うサスペンス。
アンソニー・クインが演じる警察署長の狡猾さと、衰えを感じながらも越境、帰郷しようとするグレゴリー・ペック、オマー…