殺人者(コロシ)を追えの作品情報・感想・評価

殺人者(コロシ)を追え1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:73分

3.5

『殺人者(コロシ)を追え』に投稿された感想・評価

mingo
4.0

58年野村芳太郎「張込み」にバリバリ影響を受けたB級団地映画としては一級品、上下に移動する撮影が印象的な本作(清順すべてが狂ってるのカメラマン萩原泉)だが幼稚園バスジャックでの格闘など見所も充分な秀…

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yaaa
4.0

おかずの具がパンパンに詰まって蓋がすこし浮いてるぐらいの幕の内弁当の如く、ヒッチの「裏窓」みたいな張り込み、招かざる訪問者、監視対象者が気になる、近所付き合い、幼稚園の送迎バス…「団地」映画的ネタが…

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凄い室内美術。

昭和三十年代の団地風景がとても興味深い。テレビに扇風機といった小道具だけでなく、「家賃が現金手渡しで納めに行く」とか「タバコに火をつけるのはライターではなくマッチ」とか、今とは違う、そういう細かい描…

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強盗殺人犯が恋人の元に来ると予想し刑事とヤクザがそのアパートに張り込むお話

「平凡な人間が罪を犯す、だから怖いのさ」
3.0
〖1960年代映画:アクション:日活〗
1962年製作で、複雑な人間の心理描写を、団地という特殊な環境を背景に、ドキュメンタルなタッチで描く異色アクション映画らしい⁉️

2025年253本目
このレビューはネタバレを含みます

裏窓よろしく窃視サスペンス、しかしめちゃくちゃ外出するのがおもしろい。監視対象の女を頂点にした三角形的に主人公ら警察とヤクザが間接的に、お互いをほとんど知らぬ間に争う。対象が外に出たら窃視をやめて外…

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本筋とは関係ないようだけれど、細かいところで60年代前半の障害者表象が犯罪性=逸脱性を描いた映画にリアリティを多少付け加えている。「脳性小児麻痺」の弟がいると結婚にも支障をきたすと。「じゃあ殺すのか…

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鑑賞記録
2.0
このレビューはネタバレを含みます

警察もヤクザも変わらない
国家家力の分だけ警察の方がたちが悪い

張り込み2組

モノクロ


現金輸送車強奪
2000万円のうち300万円

犯人スガワラの女

ハラダ

ササキさんの部屋に男が2…

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