派手な演出ではなく、こちら側の想像力で何倍にもおそろしさが増幅する映画。
耳が聞こえない、見えない、喋れない状況で腕や足を切断される恐怖は計り知れないよ…
メリークリスマスで時間を把握するシーン…
この作品の評判はずいぶん前から聞いていたが、今回初めて観ることができた。戦場を見せないで戦争の悲惨さを描く手法、その見せ方、すごいと思った。現在パートが白黒で過去の思い出がカラーの映像。四肢が切断さ…
>>続きを読む念願叶って観賞。あらすじや噂を読む限りでは恐怖映画のようなイメージを持つ作品だけど、実際の演出自体はひとつひとつが淡々としており、主人公の独白、人生の内省、そしてそこから生じるファンタジー的な空想描…
>>続きを読む少し前に映画館でやっているのを見つけて行ってみた。
戦争映画なのに戦場シーンは少なく、
それでいて、戦争の怖さをすごく感じる。
こういうストーリーを考えられる人ってすごい。
見てよかったけど、映…
このレビューはネタバレを含みます
「国のための死は甘美で名誉である」
作品の最後にこのメッセージが出されるが、そんなわけないだろと強く思える。
現実がモノクロで夢がカラーで描かれるのが良かった。
夢が回想的なものでありつつ、夢だから…
満身創痍で病院に運ばれたジョニーは出征前の日々を想い返す…🎥
室内と回想(妄想)だけでここまで戦争の恐ろしさを表現するとは凄すぎる
回想がカラーで現実が白黒というのもまた…
最後の希望すら打ち…
このレビューはネタバレを含みます
砲弾を受け傷ついた兵士。かろうじて生きてはいるが手足は傷つき、目も見えず、耳も聞こえず、顎が吹き飛び話す事も出来ないので、名前すら分からない。
まぁこうなった事は可哀想だけど、脳が損傷してるから意識…
ジョニーの現実や記憶と違って脈略がないターンがあるなーと思ったら“夢”だった。
流血などグロテスクな映像はないものの、四肢と顔を失ったジョニーのモノローグが秀逸で観る者に彼の感覚を巧みに想像させて…
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