ホウ・シャオシェン監督の『冬冬の夏休み』を先日劇場公開されたデジタルリマスター版で観ました。多くの映画ファンは『恋恋風塵』や『非情城市』といった代表作をすでに観ており、『冬冬の夏休み』にその源泉を見…
>>続きを読むじわじわくる。
良い思いも怖い思いもいろいろしてるけど、全部引っくるめて綺麗な思い出になるの、夏って不思議だ。いや、夏休みが特別なのか。
寒子の後ろ姿、婷婷を送り届けたあとも最後も絵になる。彼女…
冬冬の夏休み、めちゃくちゃ良かった。そんなにストーリーもなく、ただただ1984年の台湾に海外旅行した気分。出てくる景色、ぜんぶ良いし、そんなルールなんだとか、古さの具合とか面白い。
昔の台北(一応…
ビターなぼくなつ。幼い頃、両親の実家に帰省したときの懐かしさ。に加えて、倫理観の定まっていない子ども特有の危うさ(じゃあ大人は後ろ指さされない生き方をしているかというと、そんなこともない、という描写…
>>続きを読む誰も観ていない場面がほとんどなくて、人って常に見られているのかもしれないと思った。
1番良かったのは冬冬の妹ティンティンがあらゆる輪の外側から見つめている様子。終始それが描かれていて、もはや彼女の映…
この映画はアクションが中心だと思いました。最初のほうで、叔父さんとその彼女、トントン、妹が電車に乗るシーンで妹がトイレに行きたいと言い出し、叔父さんは電車が動いたら連れて行くと約束しますが、叔父さん…
>>続きを読むとてもいい。映像から伝わる気温が自分のイメージする「夏」で、本当に落ち着く時間が流れていた。
音楽が流れるのはたったの3回、かつ情景外音楽はラストのみ。
そういうと、落ち着いた映画なのかと思うじ…
(C)CITY FILMS LTD.