処女の泉 2K修復版の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『処女の泉 2K修復版』に投稿された感想・評価

復讐は当然のことなのか。
お付の女性の嫉妬心には
罪はないのか。
復讐しても哀しみと苦しみは残って行く。。
空
3.5

裕福な農家の一人娘であるカリーナは、ある日教会に蝋燭を届けるよう言いつけられ、小間使いで身重のインゲリを伴って出発する。しかし道中でインゲリは暗い森に恐れをなして帰りたいと懇願したため、カリーナは仕…

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薄
3.0

毎年お馴染みの「神の沈黙」ネタ。神の恩寵によってピリオドが打たれるというキリスト教的世界観の中で完結している寓話。

キリスト教徒ではない自分が本当の意味で理解できているのだろうかと思わせられる映画…

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面白かった!
カーリン、現代だと絶対に死なないようなのんきキャラなのに。しかし無惨に予定調和として死ぬ。

オーディン信仰とキリスト信仰。
日々を縛り常に行動を制限するが、何が起きようともそれを糧に…

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芹霞
4.0

胸にぐさっとくる作品だった。ただ平凡な日常だったはず。そこに訪れた悲劇が信仰を揺るがす。神とは?果たして呪いがあるのか?嫉妬が招いたのか?厳しくしたから?無自覚で無垢だから?何か悲劇が起きると、どう…

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3.8
 美しいシーンと独特な緊張感を感じる作品でした。信仰と罪の所在の本質のようなものを問う作品なのかなと思いました。
Pinch
4.0

あまりにオーソドックスなストーリーながら映像が際立っている。これは絶対にモノクロームでなくてはいけない。

このような事態は今もかつても世界中で溢れている。根底には人間の性に係る厄介な問題がある。理…

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純粋無垢な娘の強姦、その復讐をする父。
宗教色あるけどもこれも見やすい映画。

「羅生門」の影響あり。ウェス・クレイヴンの「鮮血の美学」ってこれを下敷きにしたホラーなのか。

敬虔なキリスト信者の一…

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さすがに1960.年の映画なんで、ツッコミどころが多いのに対してはアレですが、
イングマールベルイマンが様々な作品を通して訴える「神の不在」を一番分かりやすく提示した作品のような気がするのと同時に、…

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3.8
2025年100本目

CGもない時代に台所での炎の格闘シーンはどうやって撮ったのか謎…きっと火傷してそう。

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