ジョン・カサヴェティスの名作。ゴーラン=グローバスのキャノンの功績の一本。テッド・アランの戯曲をアラン自身とカサヴェティスが脚色、カサヴェティスが監督した。主演は ジーナ・ローランズ。カサヴェティス…
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ジョン・カサヴェテスが主演し、ジーナ・ローランズと再共演したが夫婦役ではなく姉弟役という。
クローズアップに惚れ惚れする体験ってあまりできない。やつれて見えるのは体調の悪い中撮影していたからという…
最高。大好き。
カサヴェテスが、物語を作る過程で、人間とか愛について考えすぎて、膨張したリアリティに突入しちゃった感じがやばい。
しかも文法は、「アメリカの影」のざくざくした生命感あふれるもののまま…
はっきり言って混沌とした映画だが、カサヴェテス+ローランズのパッションや生き様が感じられて、目頭が熱くなったのは秘密。
決して人にオススメはできないけど、自分の中では傑作っていうカテゴリー。
関係…
映画にはいつも多くの支流があって、その支流の間に明確な関係を見つけるのは難しいかもしれない。ただそこにあるのは謎の断片だけで、愛の激流って何なのか。あとはいくつかの港があって、そこは休息の場になる。…
>>続きを読むカサヴェテスの"8 1/2"は祝祭も走馬灯も無く。。ヘンテコな帽子を被ったままフレーム・アウトするのみ
あらゆる言い訳を拒否する、カサヴェテスの壮絶な白鳥の歌(遺作ではありませんが。。)。
『こわれゆく女』の正統アップグレード版。たしかにカサヴェテスの集大成的な作品だ。
あらゆる登場人物の愛の噴流が交錯する。
弟のパートと姉のパート。どちらもやばい。
恋愛に関して、はちゃめちゃで…
映画としてめっちゃ面白かったか、と聞かれると微妙なところですが好きなシーンがいくつもあったのでとても好きな映画ではありました。
好きなシーンは全力で家族を笑わせようとするシーンです。
本人は家族を愛…
こわれゆく女の焼き直し感も否めないが、美しい映像(特にインテリア)とまさかのカサヴェテスの基本ありのままを写すあの作風に前衛的な演出が少し加わっているせいでスルっと見れてしまう
マッチョイズムのピー…