映画というものの存在意義みたいなことを考えたときに、それは当然その時代によって変わっていくものではあるけれど、この映画の制作者たちは観る人々に対して明確にメッセージを持っていたように思う それは迫害…
>>続きを読む最後の演説は、直接的なメッセージとして心に響いてきますね。フィクションだったものが、一気に変化する瞬間です。
1940年の作品ですから、ヴァンゼー会議(1942)前、本格的な悪行はまだ序の口の時期…
噂どおりの名作でした。
独裁者ヒンケルとユダヤ人の床屋、差別する側とされる側を同じ人物が演じることで差別の空虚さ、無意味さを暴き立てるというアイロニー。ちゃんとラストで伏線回収するし、きれいな構造…