チャップリン作品、鑑賞6本目!
サイレントにこだわっていたチャップリンですが、今作からはトーキー作品となっていますね!
内容に関してですが、戦時中にこの作品を作り上げた、ということ。
それに尽き…
最後の演説は、直接的なメッセージとして心に響いてきますね。フィクションだったものが、一気に変化する瞬間です。
1940年の作品ですから、ヴァンゼー会議(1942)前、本格的な悪行はまだ序の口の時期…
噂どおりの名作でした。
独裁者ヒンケルとユダヤ人の床屋、差別する側とされる側を同じ人物が演じることで差別の空虚さ、無意味さを暴き立てるというアイロニー。ちゃんとラストで伏線回収するし、きれいな構造…