トハの健気さがとても辛い。
随分な扱いにも関わらず皮肉で返したり必要性を主張できるのは生きるためとはいえ素晴らしい能力だがもうその上限が見えているのが辛い。(妹も含めて)
彼女がただ一つの願いのた…
ある家庭の幼い姉妹二人の物語かと思いきや児童労働という現在の奴隷みたいな格差の物語が見えてくる。自分の知らない現実だったことも含めて新鮮に驚きながら観た。思ったよりもあまりに酷い話で観ていて「人の心…
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そこに当たり前に存在する格差を容赦なく描く。舞台はカイロの裕福な家庭。欲しいものは何でも手に入れる一人娘に対し、その家に仕える同年代の少女トーハは…。
あんな悲しい誕生日ケーキ初めてみたよ。心がぐ…
容赦なく描写される貧困と格差
パーティーで踊るシーンなんてもはやグロテスクとすら思えるほど…
問題意識を持つ人がいながらも無くすことができないエジプトの児童労働の実態。どうしようもない悲しみと憤り…
今季いちばん悲しいラストだった。
食べ残しのケーキにろうそくを灯してトハは何を願ったのか。
いつまでも吹き消す事ができないトハを見て涙を堪えきれなかった。
第38回東京国際映画祭
ウィメンズ・エ…
映画祭9日目の夜の上映会。
エジプト映画。
「ハッピーバースディ」というおめでたいタイトルからはかけ離れた、非情な現実を映した作品。
きっと映画としてラストをハッピーエンドにすることも難しくないは…
[] 70点
サラ・ゴーヘル長編一作目。エンドクレジットでモハメド・ディアブの名前を見つけて納得するくらい辛い話。知らなかったんだが、監督はディアブの奥さんで、これまでのディアブ作品でプロデューサ…
メイドとして働くトハは雇い主の娘ネリーの誕生日パーティーの準備に奔走するが…
トハの健気さと無邪気さが余計に辛いし、
雇い主のライラにも搾取している側の後ろめたさがある。越えられない壁の現実を前にじ…
東京国際映画祭にて。ウィメンズ・エンパワーメント部門からエジプトの『ハッピー・バースデイ』!
これがとても良かった。『波』に続いて年間ベスト10に入ってくると思う。
メイドとして働く8歳のトハ。…
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