ヒューマン・リソースの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ヒューマン・リソース』に投稿された感想・評価

Sohey
3.8

前作『スピード&ラブ』のコミカルなテイストとは打って変わり、資本主義社会の中でいかに人間が資源として扱われ、消費されているのかをシニカルに描いていてヒリヒリした。

『フリーランス』でもそうだったが…

>>続きを読む

フィルメックス2025④
洗車シーン被り、どちらも違う良さがあって、有楽町遠いけどフィルメックス通ってよかったなと思いました わかりやすさが求められる風潮には合わないのかもしれないけど、この監督の、…

>>続きを読む
3.4

東京フィルメックスにて。
タイの社会の現状、と言うか日本にも共通する資本主義の社会の現実をタイの社会の中から描きましたと言うべきか。
上流階級にすがる、中流階級をなんとか維持している世帯。パワハラに…

>>続きを読む

[タイ、資源としての人間に明るい未来はあるか] 80点

傑作。ナワポン・タムロンラタナリット長編七作目。ブラック企業の人事部で働くフレンは、毎日様々な新人の面接を担当している。癇癪持ちの他部署の役…

>>続きを読む
pherim
4.0

夫へ妊娠を告げられないフレンが、ブラック企業の面接仕事を通して見つめる今日のリアル。

主演Prapamonton冴え渡り、ナワポン監督のポップな先鋭化がとまらない。アピチャッポンを遥かに凌ぐ“タイ…

>>続きを読む
KT
-

1番前の席で見たので画角がよく分からなかったが、中盤はえらく丁寧に描くなーと思い、終盤に生きることの不安感というかだいたい私もこんくらいのモヤ感で生きてるわい、とこっちと地続き?空気続きな感じがした…

>>続きを読む
u
-

写される彼女の横顔を見つめながら、いったい彼女はいつ心から笑うんだろう?と考えていた。
プール、ランニングマシーン、元々は人間がサバイブする中で自然にするはずの運動を、社会の中に無理やり場所を作って…

>>続きを読む
KOU
3.5
会社でも家庭でも、フランの感情と意思がほとんどなく、どこまでも抑圧される。超絶ホラーみを感じるのに、すごく淡々としてた。

字幕がまさかの市山尚三、驚き。
Rin
-

人間の顔を剥奪する資本主義──FILMeX2025特別招待作品。企業の採用チームに所属するフレン。映画はエコー写真から始まる。夫が長らく望んでいた妊娠がわかったのに、フレンはそれを秘密にする。どうや…

>>続きを読む
4.7

タイ人らしさが凝縮されている気がした。繊細な表現が多くて、ああタイ人ってこういう感じの、あるなあとしみじみ感じる部分も多かった。大きな怒りの表現をしないからと言って何も思ってないわけじゃないし、いつ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事