ポーラXの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ポーラX』に投稿された感想・評価

思い込みの強い人というのは、自身の脚本よりも人の本を監督した場合の方が、良い結果を生む場合が多いような気がする。ハーマン・メルヴィルの原作を映画化した本作品は、自伝的要素の強かったアレックス3部作に…

>>続きを読む
koki
-
破滅は当人からそれを奪うのではなく当人にそれを奪わせる。あたかも自分の意思のように。

にしてもカラックスの映画は全く飽きない。
本作が素晴らしいのかは分からないが134分がほんとあっという間だった。
ハーマン・メルヴィル原作「ピエール」を、カラックスが映画化。ピエールの前に現れる異母姉と名乗る女性。
シネマライズ渋谷にて
ian
-

逸脱の不可逆性と意外さ ピエールもイザベルも自覚した頃にはもう装置を止めることが出来なかった それを望んでいたから… 血縁的な近親かどうかは重要ではない 女は男にとっての、彼自身の願望や世界そのもの…

>>続きを読む

「理由」はなんであれ自己破壊がテーマなのはわかる
個人的になんとなく感じた「理由」はブルジョワ批判かな
ただ原作のタイトル通り、曖昧さが映画の前提になってる気がする
曖昧なのがダメなのではなく、曖昧…

>>続きを読む
4.5
繰り返される諸行無常。
蘇る性的衝動。
疾走と偏執。反骨と真実。
sc
4.1
ピエールは一旦冷静になって事実関係を調べるべきとか野暮なこと言っちゃダメだぞカラックスだからな
odyss
2.0

【カラックスは下手な映像作家】

カラックスはあまり好きではないのだけれど、この作品も例外とはならなかった。

主人公たちが破滅に至るのは、背後に父や家の影があるからだろうが、そこがうまく描かれてい…

>>続きを読む
syuna
3.5

他の作品と比べて刺さらなかったしよく分からなかったけど、登場人物とか音楽の不思議な魅力でずっと見ちゃう。レオスカラックスらしい前衛的な音楽シーン、暗闇の中でどこの部位かもわからない肌が浮かんだり消え…

>>続きを読む
TOBIO
-

夢の中に現れる黒髪の女性と出会い、昔別れた姉であると語る彼女に振り回されるボンボン新進気鋭作家の話。

〈メモ〉
・「この世の箍が外れた。何の悪意かそれを直す役目に生まれるとは」
・服脱いでる途中、…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事