画と音の処理は純ドキュメンタリー的なのに、カメラの前で行われているそれはフィクションであるという手法は面白いと思ったけど、劇映画として脚本や演出が上手いかと言われるとそうでもないとは思う。
農場に…
自由を求めた男達の沈黙の戦争
1960年頃、中国の右派の人々は農場と言う名の砂漠に収容された。毛沢東による独裁体制の反動者らが、まるで戦争のさなかのような厳しい労働と狭い壕の中での生活を強いられ、…
「死霊魂」前に見ておきたかった映画
右派とされ、ゴビ砂漠に閉じ込められた人々
死が身近すぎる
国に対する怒りや希望などはそこにはもうほとんど無く、絶望感に満ちていた
人間の生きることへの執念がリアル…
2回目の観賞
倒れた者は抱え起こされ、命の灯がきえた死体は、布団とともに紐で縛られて荷車で運ばれる。人間の肉体の、そのちょうどひとりの重さ、まずは物質性。
その物質である人間から、かすかに立ちのぼ…
ワン・ビンだからドキュメンタリーだろうという無知極まりない状態で観始め、最初のテロップで違和感を感じたから一旦止めてちゃんと調べたら劇映画だった。で、必要以上に「これはドキュメンタリーではなく劇映画…
>>続きを読む