フィルムで観たからかもしれないけど、中学くらいの頃に観たより、ずっと厭世観とか焦燥感に共感できた。
眼の前のたまたま巡り会えたものやともに過ごしたすきなもの以外、全部イヤすぎてまじで先のことなんて不…
2025年11月16日 北千住のシネマブルースタジオで観た。
藤竜也が雄二を叱った後、「あぁ言い過ぎちゃったなぁ。なんであんなこと言ったんだ」ってぼやいているのが良かった。気が弱いんだよな。激昂…
何度か見たよくわからない美しい話。
若きオダギリジョーさんと浅野忠信さんの演技、クラゲたち、The Back Hornの『未来』が何と言えばいいのかわからない化学反応を起こして何年に一回か観たくなり…
10年ぶりぐらいの3回目の観賞。映画館では初めて。
観ている時よりもこの映画について振り返って思い出してる時の方がその魅力を感じている気がする。不思議な映画。
オダギリジョー演じる雄二。そのぶっ…
このレビューはネタバレを含みます
・他人とは分かろうとしても分かり合えないこと。それを認めて生きていかなければいけないこと。クラゲのように生きられたらどんなに楽か。難解なストーリーの中にも、たまに顔を出す暴力性。とにかくオダギリジョ…
>>続きを読むザラついた映像は全てアカクラゲを生かすための演出だった。父親はアカクラゲに守の姿を重ねていたのかも知れない。川に液体をばら撒くシーンで笑ってしまった。床下で泳いでいたのが良かった。ファンタジーと現実…
>>続きを読むミニシアターでカンヌ国際映画祭版の92分のやつを見た
今までみた黒沢作品のなかで1番難しいかも
前半は結構好きニヤニヤしながらみてたし楽しい
中盤からあんまり映像的な面白さみたいなのが薄れていっ…
『ドッペルゲンガー』と同時期に公開されたオダジョー&浅野忠信ダブル主演のゼロ年代邦画。ディレクターズカットではなくカンヌ映画祭用の91分ver.での上映。就職氷河期や世代間のディスコミュニケーション…
>>続きを読む常にヘンテコな服を着て滅茶苦茶にかっこいい浅野忠信と、常にボロボロの服を着て滅茶苦茶にかっこいいオダギリジョー。走り続ける藤竜也。
登場人物みんながどこか歪なのが印象的。笹野高史のCDの取り方とか、…
海外で公開された92分verを観賞。シーンとシーンの間に因果関係を見出すことが難しく、そのことが1シーン、1ショットに刻まれた刹那を強調する。現在は現在のままそこに存在するだけであり、未来へとつなが…
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