このレビューはネタバレを含みます
ソダーバーグの「セックス」
2009年7月23日 3時53分レビュー
監督脚本スティーヴンソダーバーグ。
カンヌ映画祭パルムドール受賞。
見た当初からずっと引…
クズ男が見放されるお話。
テーマは本当に人間みんな変だってことだと思う。確かに変だ。ビデオテープで性体験を喋ってる女性を撮るのとか、最高に変だ。
最後が閉じきらずに終わったというか閉じきった部分を…
主役が合唱コンクールの「男子ちゃんとして」系女子そのまま大人になっちゃったのね、むず痒さがたまらん。
確かにところどころ親切じゃないけど、意味不明ではない。むしろ家族でも同級生でも悉く、各々の性に対…
作品自体は89年ですが、90年代のアメリカンインディペンデント映画の金字塔で、ブームの先駆けとなった映画らしい。
ストーリーは不明瞭で、結局グレアムとその元恋人には何があったのか、テープなどのお金の…
「説明しない」美学というものももちろん存在するのだが、それにしても色々とふんわりしすぎだ。途中まではじわじわと進む緊張感があるのだが、観ていて置いてけぼりにされるような駆け足の終盤と、対照的に月並み…
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