怪談かさねが渕の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『怪談かさねが渕』に投稿された感想・評価

brian
3.7

暑気払いに怪談映画を鑑賞してみた。

金銭にまつわる男の欲望に翻弄されて無念の死を遂げる人たちの怨念が描かれている。
怨みを果たして本当に成仏はできたのだろうか。哀しみと憎しみが余韻として残っている…

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3.2

中川信夫版の累が渕。累が渕は鴈治郎が宗悦を演じた安田公義版が至高だと思うが、今作も負けず劣らず面白いと思う。

基本的な設定は一緒。盲目の金貸し宗悦が旗本に借金の催促したら斬り殺されちゃう。旗本も呪…

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中川信夫監督の「東海道四谷怪談」より前の新東宝作品になります

キャスト的には若杉嘉津子さんや北沢典子さん♡てあたりもろに四谷怪談とダブってるんだけど…

で…この作品…
さあ…感情の持って行き場に…

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 1957年中川信夫監督。新東宝で中川信夫監督が撮影した怪談第1作として記念すべき作品。もともとは落語の圓朝の因縁話だったのを川内康範が脚本化。金貸しを殺した武士の息子と金貸しの娘が互いに素性を知ら…

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無駄がない、テンポ快適。66分?
和製怪談映画の完全試合?
丹波哲郎以外は見知らぬ俳優というのも盛り上げた?
女優陣無駄にエロい。冒頭の雪の振り方の濃厚さに驚いた。贅沢だ。

中川信夫の映画では人はまっすぐ向き合わない。
あるいは、師匠を見舞いに行った二人が、人一人分ずれて座るが、向き合わせないのも、顔が見えるようにするためか?

@国立映画アーカイブ
上映生誕120年 …

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川内康範の脚本を中川信夫が監督した怪談映画。「怪談累が淵」はオリジナル版タイトル。短縮版が「怪談かさねが淵」。オリジナル版は消失しており、短縮版のみ現存。
3.6
特集 大蔵貢と怪談映画1956-1976 1/16

◎短くても完璧「累ヶ淵」怪談の最高峰 まず必見

1957年 新東宝 モノクロ 66分 スタンダード
*僅かに問題あるも全体的に状態極めて良好
(原題『怪談累が渕』改題縮尺版)

「四谷怪談」と並ぶ…

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