幼いサンドロにとって特急列車の機関士である父アンドレアは誇りだった。
クリスマスにサンドロは仕事を終えた父を迎えるためにホームを駆け抜ける。
アンドレアは満面の笑みで息子を抱き上げる。これから二人は…
【パパ。ボクと一緒にお家に帰ろう…】
(1956年・伊・110分・モノクロ)
監督:ピエトロ・ジェルミ
※デジタル・リマスター版で鑑賞
先日、『刑事(1959)』を観た時に、監督・主演がこの『鉄…
クリスマスで始まりクリスマスで終わるMarcocci家の約1年が描かれていました。
大黒柱Andreaは、口より先かほぼ同時に手が出る激情型頑固親父。
望まぬ結婚に苦しむ長女Giuliaと、就職せ…
末っ子のサンドリーノと各登場人物がツーショットになるシーンが繋がっていくのがとても良かった。離れかけていた家族も繋ぐ
スクーターの約束、果たされていてほしいな
繋がりメモ:父の同僚(酒場巡り)→…
鉄道の機関士として一家を支えるアンドレアがある日人身事故を起こしてしまい、それと共に家族が崩壊し始めていく話。
ぽっぽやではないです。古き良きイタリア映画。子供視点が多いのも良き。家族の問題って今も…
BSプレミアムシネマ
何度観てもいい。家族愛の物語。
サンドロの可愛さは、格別。ちょっと頭が良すぎるが。
大人の世界は複雑。プータローの長男は結局、父の後を継ぐ。娘は、レナートと寄りを戻し…
あまりに共感できなさしかなくて、
途中までは、
あ、これ合わんやつや…
と思ってたんだけど、
終盤畳み掛ける人間の良心!!!!!
止まらないギャン泣き!!!!!
どんなにしょーもない家族でも…
誰もが誰かの何かである前に、一人の人間であるという事。
そして、幸せの形が千差万別・十人十色であっても、幸福を追求するのは人間の普遍的な性であるという事。
子供は大人が考えている以上に現実が見えて…