元・朝日新聞社記者の川本三郎によるノンフィクションを映画化した社会派青春ドラマ。
1960年代後半の学生運動を舞台にした話なんですが、この時代を知らない私には正直ピンと来ず…
とにかく松山ケンイ…
ざらっとした絵作りに惹き込まれる。あの時代を体験してない世代の解釈とすれば、自分のそれまでの予備知識と感想が照合されていくようでした。逆に学生時代に運動や社会派活動に熱を上げてた人たちはいまどう振り…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
学生運動の時代を知らなくても、結構楽しめた。
主演の2人が対称的な実力派だったのも良かった。松山ケンイチはやっぱり陰がある役が合う。
山内圭哉の演技の迫力もすごい。三浦友和はワンシーンだけなのに…
観る人の世代によって違うんだろうけど、26歳の僕にとっては最後の居酒屋のシーンで、大ニ病のひとが大ニ病のひとに翻弄されて、大二病の終わりを迎えて完結していた。
大ニ病ってどんな人のことって聞かれた…
後味が重めの映画
安保闘争時代が舞台。後世から振り返ってみたら、あれは何だったのか、「強者どもが夢の跡」的な感じの虚無感が、見終わった後に残る。
その時代にいたわけではないが、何かのエネルギーが…
映画「マイ・バック・ページ」製作委員会