大いなる幻影 Barren Illusionに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『大いなる幻影 Barren Illusion』に投稿された感想・評価

3.5

90年代の日本風土へ21世紀を接続する回路と化した武田真治。シーン同士の繋がりが無に等しく、ショット単体が屹立した編集や突如出現するモニターなど、なかなか直接的なエドワード・ヤン/ゴダール引用が見ら…

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…どういうこと?まあ清SFワールド成分が吸収できたので良しとしよう。

愉快なはずの鼓笛隊も黒沢清が写すとなんだか虚しい。人が飛び降りて命が消えても、種を植えて芽が出て命が生まれても、そこに悲しみや喜びはない。2000年問題、とてつもない花粉、生殖能力を失う花粉の特効薬…

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いの
3.5

1999年制作の2005年を描いた映画。大量に舞う花粉。治験者として服用する新薬には生殖機能が失われる可能性があるのだという。これは世紀末からみた近未来のお話。でもコロナ以後を生きるわたしには、今よ…

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Q部
4.0
黒沢監督作品の中で一番映像が良かった。今まで観た中でも一番怖かった。

話は難解だが、特典映像のおかげで何となく理解。
3.8
音楽は使用せず、セリフも極端に抑えてただただ画面に集中させられる。若干マンネリにさえ感じる単館系の美学に悪酔いしそうになりながらも面白く見た。

くろさわさん初の”愛の物語”らしいよ!🤣

くろさわさんが、学生さんと一緒に作った作品らしい…。
セリフがほとんど無いので、登場人物がナニを考えてるのかひじょ~に分かりづらいためすっげ~難解…。😭

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話は、かつての恋人に再会するが、彼は強盗だった、というシンプルなものだが、窓辺の唯野未歩子の存在が薄れる表現とか、黒澤清の実験的なショットが楽しめる。
mylife
3.6

かねてから気になっていた「大いなる幻影 Barren Illusion」を初鑑賞してみた。気になっていた理由は黒沢清監督の作品の一点のみ。

1999年の映画みたい。「ニンゲン合格」と同じくらいのタ…

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映画美学校にて黒沢清講師率いる生徒と数人の役者で実習として撮った作品らしい。とりあえずカリスマと同レベルかそれ以上に解釈が難しい。セリフがない故になぜこの行動をしたかの意図とか全く分からない。とにか…

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