黒澤清監督について行こうと決心した。
インタビューでも「シナリオの整合性は無視して、映像の面白さを極端に追求した。(意訳)」というようなことを話されていたのだが、まっっじでストーリーは意味わからなす…
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虚無とはまた違う感覚。消失。
国境・文化が消えて、男女が消えて、中盤あたりから時間も消えている?レコードが空回りして、最内周をグルグルと回っている。
現実とリンクしていると言えなくもないのが恐ろし…
フツーに好きだ。芦奈野ひとしとかと概ね同じ栄養素が得られる。ちょっと怖いが。『彼を信じていた13日間』でも出ていた黄色の塗料(とカーテン)が登場。散々軽い物を画面上に飛ばして/散らしてきた清だけど、…
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ボヤけて昔の映像みたいだけど配色の構図がとても美しかった。
素敵な映画だけど私もよく解らなかった派です。
職場で起こる飛び降り自殺、変な太鼓叩き軍団、ギャング、生殖機能が無くなる薬の治験とか、日…
”愛し合う果てにはセクシャルな欲求の成就か、家庭という制度への順応しかないのだろうか?”
……監督の思いにとても共感する。
少なくともハルとミチの間にあった愛は本当のものに見えたし、ずっと一緒にいら…