蟻地獄に落ちた男の話。。と言ってしまえばあっけないですけれど、世界的評価は原作/映画ともに非常に高いようで、人間世界の深いテーマを、、、なんて難しい話はあまり分かんないですけど、変な引き込まれ方を…
>>続きを読む劇場では初鑑賞。
昆虫採集がしたかっただけなのに…
砂底の家に住む女との生活を強いられる男。
脱出を試みるも待つのは蟻地獄。
乾いた砂の上でベトついた快楽に溺れる女の表情が脳裏に焼きついて離…
重圧感が凄い映画でした!
学生の頃に阿部公房先生の作品を読んで衝撃を受けました。
内容はすっかり忘れてしまったけど、あの不条理感は良く覚えています。
その感覚を、本当に映像化できるのか。
興味…
原作を読んでいる最中、頭ん中でぼうっと浮かんでは消えていった幽かな映像イメージが、そのまま映画になっているようで驚いた。だけど、もちろん映像と言葉では、やるべきことや美しさの性質が、土台から異なって…
>>続きを読む鑑賞しながらこれ何処かで似た感触の作品があったような、と考えていたけれど、J・G・バラードの「破滅三部作」だ。穴の中から抜け出そうと踠くのも、そのまま穴の中に居着いてしまうのも、どちらも生きてるって…
>>続きを読む想像以上に劇映画してて物語を追うだけで楽しめた。小説が未読なのでどのくらい脚色・改変があるのか分からないが『他人の顔』と比べてアクション性が高く、脱出系映画として観ることができる。
砂漠が舞台と聞く…