アリ地獄のような、砂に囲まれた場所に閉じ込められた男の不条理劇。
「シーシュポスの岩」のように砂を掻き出すだけの砂の世界での毎日は、まるで仕事を無意味だと思っている社会に生きる者たちを、そして不自由…
十代の時に小説読んだ時は、どういう状況なのかよくわかんなかったけど、映像で見ると、なるほど、こういう家の作りだったのね。みんなが上から覗いて囃し立てるとこ、怖くて泣くとこだったよ…。砂漠の生活は、た…
>>続きを読む東京への一極集中を皮肉に、地方住みを蟻地獄に例えた作品です。個人的には、作品にメタファーを加えたものが本当の意味で芸術作品だと思っています。偉大な先人達は、早くから少し先の日本の不幸が見えてだんだな…
>>続きを読む大学のときイギリス人の先生に勧められた
ジャケットに騙されないでほしい、これはポルノ映画ではない
白黒に慣れていないので、見るの躊躇ったが、これがこの映画に合うんだ
ラストが世にも奇妙な物語み…
勅使河原宏監督作品。安部公房原作・脚本。147分。モノクロ。
-2024/1/3(水)-③
原作がすごく好きなので映画を見れて良かったです。
オープニングのキャスト紹介のシーンはとても独特なもので…
全体像が掴みづらく終始不思議な感じがする。ストーリの着地点、女の人は何者なのか。
砂が刻一刻と迫ってくる圧迫感や家屋の狭さ、効果音が相まって、みてるだけで窮屈な感じ。
最終的には砂の街に順応して…
始まりから不気味な音楽で不安を煽ってくることがバンバン伝わってきて、主人公が村から逃げることをしないようになってしまったという終わり方も予想していなくて面白かった。
最初の砂を顕微鏡で見たような…
面白かった、ラストも予想してなかったし彼が幸せになる事を祈る
ラプンツェルのように、高いところ…いえ、低いですが、手が届きにくい所にプリンセスはいます。
ラプンツェルが好きな人はぜひ観て下さ…