砂の女に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『砂の女』に投稿された感想・評価

見ることの叶わなかった今作を遂に鑑賞。感無量。虫から貯水装置へ。街も砂の底も、同じなのか。人は飼いならされてしまう生き物か。この社会も牢獄なのか。「ここには砂があるから」砂は法か。砂との共生はこの世…

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阿部工房作品は元より好きだが、映像として観る彼の作品はこれまた秀作と言える。勅使河原宏氏の音楽含めアートと一括りにはできない仄暗さがある。
何よりも「罰がなければ罪を犯そうとしない」と言った刹那的な…

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nuruko
4.5

原作は高校の現国の授業で読んでその時に映画もあるとのことで自主的に図書館で本作を鑑賞。それ以来なので実に30年ぶりの再鑑賞でした。

オープニング、あんなにオシャレだったんだなあ。そしてやっぱりめち…

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4.4
人の汗にまとわりつく砂と風で細部まで飛び散るサラサラな砂。どちらも払い落とすのは困難。唯一無二。サントラもいい。
5.0

大昔に原作も読んで映画も見た、WOWOWのおかげ再度見ることができ、原作も思い出したし映画も思い出した、原作者安部公房はノーベル文学賞の候補にもなったし、映画はカンヌも取ったし各賞総なめだったはずだ…

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60年以上前にこの作品を撮れることに感動を覚える。
生きることの真理•••
主演の二人の俳優力、演出の素晴らしさ。
Suihi
4.8
白黒映画がこんなにも繊細かつ美しく感じたのは初めてかも。

砂に呑まれる姿がパンデミックを表しているようでゾッとする。
5.0
この閉塞感よ……


モノクロームだからこそよりいっそう際立つ質感というか空気感。
岸田今日子の独特な声のトーンがまた、たまらない。


日本映画が誇る傑作。
マイオールタイムベストの1本。
4.5

制限のない自由
管理を望む自由。

20ヶ国以上で翻訳されている安部公房原作、脚本を手掛けた本作で、"砂"は様々なメタファーに置き換えられては、"砂"のように思考の中に入り込んでくるが、その"砂"と…

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A
4.7

動く砂が精子に見えたのは流石に初めての体験

砂漠に存在する謎の部落、蟻地獄のような砂の家
どこまで行っても砂、砂、砂
ド級のサンドワンシチュエーションアートフィルム
流石にワンカットワンカットがバ…

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