砂の女に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『砂の女』に投稿された感想・評価

5.0

大昔に原作も読んで映画も見た、WOWOWのおかげ再度見ることができ、原作も思い出したし映画も思い出した、原作者安部公房はノーベル文学賞の候補にもなったし、映画はカンヌも取ったし各賞総なめだったはずだ…

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60年以上前にこの作品を撮れることに感動を覚える。
生きることの真理•••
主演の二人の俳優力、演出の素晴らしさ。
Suihi
4.8
白黒映画がこんなにも繊細かつ美しく感じたのは初めてかも。

砂に呑まれる姿がパンデミックを表しているようでゾッとする。
5.0
この閉塞感よ……


モノクロームだからこそよりいっそう際立つ質感というか空気感。
岸田今日子の独特な声のトーンがまた、たまらない。


日本映画が誇る傑作。
マイオールタイムベストの1本。
4.5

制限のない自由
管理を望む自由。

20ヶ国以上で翻訳されている安部公房原作、脚本を手掛けた本作で、"砂"は様々なメタファーに置き換えられては、"砂"のように思考の中に入り込んでくるが、その"砂"と…

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A
4.7

動く砂が精子に見えたのは流石に初めての体験

砂漠に存在する謎の部落、蟻地獄のような砂の家
どこまで行っても砂、砂、砂
ド級のサンドワンシチュエーションアートフィルム
流石にワンカットワンカットがバ…

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けい
4.1
当たり前だが白黒 おまけにBGMが不気味 ストーリーも相まってやや怖い

安部公房は社会風刺を題材にすると友人から又聞きしたのでつぎは一層注意深く観たい
4.1

蟻地獄に取り込まれてしまった男のお話
岡田英次と岸田今日子のほぼほぼ二人芝居劇
原作 安部公房と聞くだけで鬱屈として変な気持ち悪さが押し寄せてくるのです。
やはりなのです。
設定がどうのとか雨が降ら…

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Roy
4.2

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の内省「証明書等々の...」の深い声に痺れた...

穴ぐらの構造と懐中電灯の点列群が、あたまの中に思い描いていた情景の一部に酷似してて恐ろしかった

勅使河原監督の安部公房作品もっと観たかった...
勅使河原宏らしいスタイリッシュな演出が素晴らしくオープニングから引き込まれる。シュールで独特なストーリー、世界観がユニークで楽しめた。武満徹の音楽も良い。35mmフィルムでの上映なのが最高。

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