メキシコ時代の一本である。
鶏が本作でも三度登場する。ブニュエルにとって鶏はやはり、重要な要素であると、今頃、私は気付いた。やはり、何作か見てみないことには、私はバカなので、いままで気付かなかった…
死ぬべき人間が死ぬべくして死ぬ。ブルジョワジーに対する暴力の苛烈さも見ものだが、もっとも見るべきなのは、おじいちゃんの歩き方。夜中にお菓子を食べるため、おじいちゃんがこっそりとよちよち歩きをする。あ…
>>続きを読むアルメンダリスというとフォード作品で髭面のスペイン語訛りバリバリの典型的なメキシコ人という印象だったがザンギリ頭の粗野で無垢な男を演じていて刮目した。地主に雇われた乱暴者が地主の妻パロマと立退を迫ら…
>>続きを読むメキシコ時代のブニュエルは面白いぞ 「乱暴者」
ブニュエルが目を向ける対象。
それが耽美的か、現実的か、神秘的か、衝撃的か、背徳的か、反宗教的か、あるいは超現実的か、不合理的か?
いえいえ結局「…