これを見に行った渋谷のミニシアターは既に無く、泣く。
男は目覚めた。
自分は何処に居るのか?手が血まみれだ。
情念の監禁ホラー。
狭い映画館で見た時の不安感、閉塞感は、説明しづらい不快感。
主…
このレビューはネタバレを含みます
塚本地獄へようこそ
塚本晋也監督。
久々にこじんまりした塚本ワールドが見れると思い劇場へ!
いやー凄かった!
まさしく塚本地獄ワールド。
短編ながら、次々出てくる地獄にひぃーと思いな…
塚本作品初のデジタル作品ってことで
映画というより実験映像的
世界観や不快な金属音のリフレインなど確かに塚本ワールドだが
他の塚本作品のようなエンタメ性は感じられない
要はつまらん
もし、目覚めたら…
和製CUBEか?と思わせておいて、謎解きがメインなわけではない。
低予算自主制作な雰囲気ムンムンな所が鉄男みたい、しかし、よくもまあこのお金かかってなさそうなセットやなんやの上でこれでもかってくるく…
自分が滅茶苦茶気分沈んでる時に見たからだと思うけど、主人公と女の閉じこめられた排水溝のような地獄が、現実世界と重なって仕方なかった。苦しい中もがいて誰かとであってなんとか抜け出てでも相手は居なくなっ…
>>続きを読む49分のうち、40分くらいが暗闇とウメキ声で構成されている塚本カラー全開のホラー。
把握できない空間・状況。
閉塞された行動・回路。
ほぼワンシチュエーションで飽きてしまいそうなのに、塚本ならイケ…