燃えつきた納屋の作品情報・感想・評価

「燃えつきた納屋」に投稿された感想・評価

雪の降る田舎で起きた殺人事件。
アラン・ドロン扮する地方判事が「燃えつきた納屋」と呼ばれる家に住む家族を調査します。

OPの除雪車とシンセサイザーのBGMが印象的。

派手さは少なく静かに淡々と進んでいきます。判事と家族を守る母の静かな攻防が見物。段々と綻びを見せる家族内の実情も。

サスペンスというより、家族の物語ですね。
はま

はまの感想・評価

3.1
本日のアラン・ドロン特集、〆は判事役。
ほんとに色んな職業やっt(略

フランスの片田舎の農村で起こった強盗殺人事件、それを調査しに訪れた地方判事と地元民の対立を描いています。

単純にミステリーやサスペンスとして捉えてしまうと非常に物足りない作品になってしまいます。
これはそういう部分ではなくて、田舎と都会・人と人のドラマを観る作品だと思います。
…だって、肝心の事件に関する話だけをするなら数行で起承転結書けますもん←

つまりは事件以外の部分を表現するシーンがたくさんあるということでもあるんですが…
不思議と途中で飽きたりはしなかったので、やっぱり惹きつける何かがあるのかなぁと。

とりあえず印象に残ったのは「疑われる側」の地元民ローズさん。
演じる女優さん、有名な方なんですね。存在感まじすごかったです。
アラン・ドロンvsローズおばちゃん…

あと、片田舎がほんとに集落、って感じで… 集落あるある。強すぎる村民の絆。
無意識的に感じちゃう、外部の人間に対する敵意とか。こういうところは日本人でも感じられる感情でした。
ちょっと怖いよね、集落。

あとほんとに雪がすごい。この村やばい。
家の中にいるのにみんな息が白いんですよ。どんだけ寒いんですか。寝て起きて息白いってパジャマだと死ぬ……
雪道をヒールで歩くお姉ちゃん、村民(強)

外の撮影もタイミング難しかっただろうなーって。カットによって降雪量が多少変わってるところもあったりなかったり?(気のせい?)
「燃えつきた納屋」と呼ばれている一軒の農家近くで起きた殺人事件。

1人の判事が「燃えつきた納屋」の住人を疑い調査を始める。その中で次第に明るみに出る「燃えつきた納屋」の実態。

殺人事件とは無縁の田舎町の農家のどろどろした内情を垣間見ることができます。人間と人間の関係は都会でも田舎でも変わらない。

ミステリー?サスペンス?淡々と進む物語に物足りなさが残る。が、相変わらずアラン・ドロンはイケメン。
農場のそばで起きた殺人事件で、1つの家族の内情が明らかになってくる。
のだけど、え?ってラストで尻すぼみ。盛り上がりポイントも無いのでちょっとだらけてしまった。
アランドロンのイケメンぷりは言わずもがな。
雪深い寒村で起きた殺人事件。捜査に当たった判事(アラン・ドロン)は、現場近くの農家の次男を疑う。捜査が進むにつれ、その家の質実剛健な母親に敬意を抱くようになる判事だったが、一方で、息子たちのロクデナシぶりも明らかになってゆく。やがて、事件は意外な方向に進展し…というサスペンス。

清貧に正しく生きてきた大家族が時代の流れに逆らえず分裂してゆく様を、都会から来た若きエリート判事の目を通してあぶりだす脚本は面白い。ただ、シモーヌ・シニョレの演技とドロンのいい男ぶりを除けば、他のあらゆる要素の小粒感が否めない。別にフレミングやヴィスコンティを期待したワケでは無いが、不足感が残る。
アラン・ドロンがナビゲーションする、農家の嫁問題 in フランス。北の国から風な山村の雪道で医師の妻が殺害され、大金が強奪された事件の担当判事が、現場近くで暮らす牧場の一家を容疑者としてロックオンし、プレッシャーをかけていく。表面的にはクライム・サスペンス前提でストーリーが展開していくが、これが完全な肩透かしで、実際はシモーヌ・シニョレ演じる牧場の肝っ玉母ちゃんがニートの息子をどこまで信じることができるかという心理スリラー。アラン・ドロン演じる判事の捜査はただズサンで間抜けなだけ。でもなぜか最後は感謝される不思議。数日前に「パリの灯は遠く」を見たばかりなので、ジャン・ブイーズがうさんくさく見えてしょうがなかった。てか、あの人何で出てきたの。日常のテーブルワインをコップで飲むフランスの田舎暮らしのスタイルが伺える。
2017.4.9 スターチャンネル(字幕)