なんでもないシーンでも、グザヴィエ・ドランっていう存在だけが理由で画になる。
これ19歳の時の作品って信じられない…。
監督、脚本、主演、、、多才で天才。
終盤の林の中をドレスを着て駆けるシーン、ド…
母と息子、切っても切れない関係。近い存在だからこそ鬱陶しく思え、離れれば愛おしく感じる。なんと面倒くさいものなのだろうか。
ドラン映画の特徴は、物語を追うイメージとそれに付随する象徴的なイメージの…
私にとって、3作目にあたるドラン監督作品。
家族の形をついつい偽ってしまいがちな世の中で、
ドラン監督の作品は真っさらな、
ど直球で、分かる分かる…。と、
どこか共感できてしまう家族のカタチ…
最近家庭環境について考えることが多いけど、育ちによって見様が変わる映画だと思った。何度か唐突に画面を支配するアートワーク、こんな前衛的で大胆なカットを確信に満ちた手つきで挟んでいる自信がすごい。フラ…
>>続きを読むグザヴィエ・ドランの作品のなかでベストと言えるものは、当然ながら人それぞれによって異なるなか、僕の受けとめ方としては、『わたしはロランス』(2012年)が最も高い象徴度で核心を表しているように感じる…
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