現実の痛みをフィクションが和らげる。現実の落下は現実の痛みや辛さを伴って立ち現れるが、スタントマンなどによるフィクションの演出としての落下は観客を楽しませている。作り話のファンタジー部分は内容として…
>>続きを読む引き摺るようなリズムのべー7の2楽章がテーマソング。スタントマンの悲哀だから、怪我をして足を引き摺るみたいなイメージなのかしらん?リアルはスタントマンの自殺欲求なんですが、ファンタジーは虐待等された…
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病院の中でスタントマンの青年が少女に語る御伽噺を圧倒的な映像美で描き出す。
映像は本当に美しい。世界遺産をバックに圧倒的な美を感じさせる映像。特に引きの画が圧巻。
それでいてリミナルスペースのよう…
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ロイの御伽噺を空想している描写の衣装やメイクを含めた豪華絢爛な映像美は凄まじいが、肝心な脚本はあまり心惹かれなかった(多分期待し過ぎたせいもある)。
スタントマンの深刻な怪我で仕事が出来ないロイが将…
むかしむかし…、と言ってもここは20世紀初頭のロサンゼルス。
郊外にある静かな病院で、左手を骨折し退屈な入院生活を送る幼い少女アレクサンドリア。
彼女はある日、同じく両脚を骨折し入院生活を余儀なくさ…
61点(100点満点中)
〈脚本〉28/45点
少女に語る物語を映像化し、その映像は少女が妄想しているものだから現実世界の人や物が反映されるというのは面白かった。少女が口を挟む度に少し話が変わるのも…