右側に気をつけろの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「右側に気をつけろ」に投稿された感想・評価

Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

3.5
正直ゴダールにしては映像がインパクト不足で面白くない。 80分とは思えない長さに感じた。 三つのストーリーが絡み合ったのかもよく分からん。 時折露骨に性的な撮り方があったのはどういう意図なのか。
まあ詩的な表現、異常な登場人物、音の使い方等のゴダールっぽさがあれば見てはいられるんだけども。
シーンが変わっても持続する音、ぶつ切りの音楽、会話がなぜかモノローグになる演出、カメラの動きと音だけで飛行機の揺れを表現するシーン等がゴダール節を感じさせる。
何度か繰り替えされる、海の側の家の扉が開く描写は示唆的で良い。 これと合わせて、車窓を流れていく木々をバックにした手錠のかけられた手のクローズアップもなぜか印象に残るのだが、これらはモノローグとの連関によるものだろうか。 「脱せよ 夢から 運命から 偶然から フォルムから 自分自身から」
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.5
‪「右側に気をつけろ」‬
‪冒頭、黄色のフェラーリとゴダール本人。美しく広い空。夕暮れ時、海辺の部屋から少女が此方を覗く…タチの喜劇を思わせる物語にブレッソン特有の物音を強調した音響。彼の作品に欠かせない数々の詩の引用…本作はゴダール映画の中でも喜劇色が目立ち環境音や多重録音が最高だ。‬
ys

ysの感想・評価

3.0
DVDをお借りして鑑賞。
テンポもよく、車、飛行機、空はいいけど
難解でついていけず。
フランスのバンド、リタミツコ初めて観ました。
デヴィッドボウイ、Tレックスのプロデューサー、トニーヴィスコンティとも組んでるんですね。
ジェーンバーキンはよかった。
左側に気をつけろ🎬もあるのか、
ルネクレマン監督作。
ジャック・タチへのリスペクトだというが、全く笑えない。ハナから理解できるなんて思ってないが、それでも眠ってしまった。
どこかひとつでも好きなシーンがあれば、と思って観ていたが やはり「東風」以降は苦手。
自分にとってゴダールは「軽蔑」であり「男性・女性」であり「アルファビル」なんだと再認識。
最初ゴダールにしては比較的わかりやすい映画になってるのかなと思ったけど、結局わかりやすいようでよくわからないような作品だった。

でも長回しを基調としたシーンの数々は相変わらずそれだけで見ていられるくらい良いものばかりだったし、ゴダールにしては珍しいドタバタ要素もちょっとジャック・タチっぽいものが感じられた。(というかゴダール自身演じたキャラはユロ氏を意識した?)

途中の音楽制作シーンも、脈絡が無いと思ったら映像を見ながら劇伴を作っているように見えるところがあったのは面白く、ここは映像哲学者のゴダールらしい部分だったように思う。
IKEDA

IKEDAの感想・評価

4.7
ゴダールの表ベストが『ゴダールの決別』なら裏ベストは『右側に気をつけろ』。
紫色部

紫色部の感想・評価

3.5
2018.6.29 アンスティチュ・フランセ東京

音が光を打ち負かそうとしている
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.6
断片的な映像が繋がったりフラッシュバックみたいな映像が、なんだか夢の中みたいで不思議な感覚に陥った。

詩のようなフレーズがとても印象的。

冗長に感じるシーンも多かったが、好きなシーンも多かった。

特にガラスの扉のシーン。「西洋人の考えに、『生の世界』の部屋と『死後の世界』の部屋があるというものがある。それを隔てているのは一枚のドアだという。」(一語一句合っているかわからないが、たしかこういう内容)

理解しようとするのではなく、そのままを感じようとしてみたのでこの映画を楽しめた。相変わらず何言ってるのかわからないところばかりだけど笑
たく

たくの感想・評価

4.0
ゴダールで一番好きかなー。
いきなり電話がかかってきて今日中に映画仕上げろってね。
黄色いフェラーリの艶やかさ、青空に飛行機雲、少女の目の前で海風でバンバン閉まる窓、なぜかテニス、足フェチ…。
これをリタ・ミツコのレコーディングとか海辺の音が画面にかぶさってくるのがいいんだね。

ジェーン・バーキン素敵!
扉は開閉を繰り返す。
背後から光が降り注ぐ。
背後に気をつけろ、右側も
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