右側に気をつけろに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『右側に気をつけろ』に投稿された感想・評価

一見難解だが、音と光に身を委ねると新たなグルーブ感が出てくる作品。この世界観こそ80年代の革命の到達点ではないでしょうか。飛行機の嫌いなゴダールが航空機の揺れるシーンまで音楽にするとは仇討ちの1つと…

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言葉なんていらない。それよりもむしろこの映像と音の間にある言葉を生成するような過程をいつまでも慈しんでいたい。
針
4.1

もはや面白いのかどうかもよく分からんかったのですが(笑)、今まで観た中で一番よかった『ウイークエンド』と同じぐらい好きでした。

★ふつうの物語映画だったらメインたる映像に従属してつけられがちな音楽…

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ニシ
4.8

冒頭の、ゴダール本人による映画的な身体のカマシはもちろんのこと、フレームを絵画的に彩ろうとする美しさ。男が草刈りをしているところにパリに向かおうとする男女が乗る車が通りかかるシーンの、無秩序な(然し…

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4.3

このレビューはネタバレを含みます

映像と音と言葉が殴り合う感じ。最高にオルタナティブ。

めちゃくちゃ笑った。
めちゃくちゃ面白いシーンとめちゃくちゃ美しいシーンが代わる代わる映し出されて、めちゃくちゃ楽しい。
ゴダールが演じる白痴…

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映像の国境=夢の防壁。書物は人が開き人が閉じるものだから人間の魂とおなじ形式、映像はむしろ人間を映像の奴隷にする、だから映像の国境では無表情の人たちが語り出す。映像は夢の入り口なのに、それ以上人は先…

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mrhs
4.5

再見。劇場では初めて。

ソニマージュとはつまり80年代に流行った12インチ・エクステンド・ミックスのことか?

ECMの音源を使ったり、映画の音声だけ抜いてECMから発売したり、ある時期以降、ゴダ…

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煙
4.2

「反抗から遠く離れて」
「和解から遠く離れて」
ルネ・クレマン『左の拳を鍛えておけ』ジャック・ヴィルレは『トルテュ島の遭難者たち』の太っちょノノの弟役プティ・ノノ。
冒頭、霧のような画面から間を置か…

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Ryoma
4.8
“微笑みの哀しみ”と“哀しみの微笑み”のあいだにあるすべてのこと
5.0
オーケー、判った。右側のことは、一旦、忘れよう。そんでもって、たまに思い出してあげようか。私はとりあえず、左に向かおうじゃないの。行けるところまで、行ってみるわ。だって、そうでしょう?

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