草迷宮に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『草迷宮』に投稿された感想・評価

【寸評】
「寺山修司」が監督した、アイデンティティ探しをしている少年が、過去と現在を交錯しながらも旅をし、最終的に自らの幻影に打ちのめされる様子を、幻想的かつサイケデリックに描いた作品。
スタッフが…

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4.5
小ぶりだが、幻想的な抒情編といった趣き
時間軸が自在に動き、色々なエピソードが積み上がってゆく。芸術的な色彩感が良かった。
鏡花なのかぁと思って見た後原作当たりましたがこっちも読みにくいったらありゃしませんでした。結局何一つよくわかりませんでしたが、すごい映画であることはたしかです。
ShimA
4.4

原作とは概ね異なる。但し、寺山が原作未読の改悪改変であるとは絶対にいえない。確実に寺山は泉鏡花の描きたかった母慕いを理解している、それでいて彼の独創性に矢を射ってる。的である人物には刺さるけど、それ…

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原作は泉鏡花。主人公のアキラは手毬唄の収集の旅をしている。アキラは、少年と青年がいて、過去と現在ではなく、時間が混在しているようだ。時間、自分の存在の迷宮。これは成功している。助監督は相米慎二。
このような映画に出会えるのは、
嬉しい。
突き抜けてました。
4.1

 我が家は共稼ぎだったもので、祖母、母、叔母、時には姉にまで世話を焼かれてしまって、草迷宮の伝によれば一度に四回妊娠されてしまった塩梅だろうか。それが、も一度妊娠となると計八回となる。いや、もうたく…

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5.0
やっぱ寺山修司は最高
1979年の映画に思えないほどカラフルな幻想的なかわいい世界観
たった40分の映画なのだがめっちゃ楽しめた
塩湖
4.5

寺山修司が捉える身体の重なりや筆使いや手鞠の行方を浪漫チックなものとして目で追うとあれよあれよとヘンな場所に行き着いてしまう。屏風が崖を転がり落ちていくカットが激しくていいな、と思っていたら終盤は妖…

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水
4.2

このレビューはネタバレを含みます

わたしは寺山修司の詩集しか読んだことないにわかだけど、彼の言葉が大好きなので楽しみで楽しみでこの映画を見た。そして深くは知らないけど、彼は絶対にマザコンだ‼️と確信できた。

小津安二郎か?!とつっ…

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