【寸評】
「寺山修司」が監督した、アイデンティティ探しをしている少年が、過去と現在を交錯しながらも旅をし、最終的に自らの幻影に打ちのめされる様子を、幻想的かつサイケデリックに描いた作品。
スタッフが…
原作とは概ね異なる。但し、寺山が原作未読の改悪改変であるとは絶対にいえない。確実に寺山は泉鏡花の描きたかった母慕いを理解している、それでいて彼の独創性に矢を射ってる。的である人物には刺さるけど、それ…
>>続きを読む我が家は共稼ぎだったもので、祖母、母、叔母、時には姉にまで世話を焼かれてしまって、草迷宮の伝によれば一度に四回妊娠されてしまった塩梅だろうか。それが、も一度妊娠となると計八回となる。いや、もうたく…
>>続きを読む寺山修司が捉える身体の重なりや筆使いや手鞠の行方を浪漫チックなものとして目で追うとあれよあれよとヘンな場所に行き着いてしまう。屏風が崖を転がり落ちていくカットが激しくていいな、と思っていたら終盤は妖…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
わたしは寺山修司の詩集しか読んだことないにわかだけど、彼の言葉が大好きなので楽しみで楽しみでこの映画を見た。そして深くは知らないけど、彼は絶対にマザコンだ‼️と確信できた。
小津安二郎か?!とつっ…