倫理観が歪む。事件がなく、あの家でそのまま育っても幸せになれたのかと思うと…それもそれで言葉が詰まる。
男性の気持ち悪さも女性の気持ち悪さもどちらも出ていた。不純な愛や執着心とは人をこうも変えてしま…
このレビューはネタバレを含みます
小説も読みました。
映画版だと尺の問題なのか、端折られたり、ところどころ改変された部分がありました。
薫の実母が良い母親になろうとしている感じで描かれていました。
原作だともっと意地悪でヒステリ…
原作で感動し、映画で泣かされました。
写真館で写真を撮ったのって、希和子は"薫"との日々を残したいのと、いつか戻る為に撮ったのかな。悪い事をしていると分かっているが、希和子に感情移入してしまう。逮…
なんでこの繊細なストーリーのBGMに洋楽使うかな。おそろしく私の感覚と違っている。まぁ私の感覚なんて何の権威もないけれど。
それは置いといて、やっぱりストーリーが抜群にいい。一番悪いのはたぶん父…
角田光代さんの小説も読んでいて、どんな展開になるのかわかっているからこそ、小豆島での平和な【ママと薫】のシーンが美しく眩しかった。
一生消えることのない心の傷を恵理菜に負わせてしまった希和子だけれど…
映画「八日目の蟬」製作委員会