オフュルスのハリウッド時代の佳品。海外出張中の夫の留守を守る主婦ルシアは、娘が交際相手のゴロツキを殺してしまったと勘違いして、隠蔽工作に東奔西走(海辺が舞台なので慣れた手つきでボートを走らせて死体を…
>>続きを読む1949年のメロドラマの本作は、ロサンゼルス郊外のバルボアに暮らす主婦が、娘の交際相手の死をきっかけに、家族を守るため奔走する姿を描く。夫不在の家庭で、母としての責任と罪の隠蔽に揺れる彼女の心理が、…
>>続きを読む娘の交際相手の詐欺師が敷地内のボートハウス付近で死体になってるし。娘が殺たやろと脅迫にやってくるおっさんおるし。なぜかおっさんに不憫な母親だなぁと同情されて惚れられたり。おっさんの仲間の凶暴なのが家…
>>続きを読むドイツからイタリアへ、そしてフランスからアメリカへ、流浪の作家オフュールスのアメリカ上陸後の三本目。
ラングも同時期撮っていたが、犯罪サスペンスモノの小品だが、オフュールスの方がメロドラマ感が強い…
フリッツ・ラング作品で推し女優になったジョーン・ベネット。
「扉の陰の秘密」48'と「花嫁の父」50'の間の作品で、妻から母へ変わっていく頃とは言え、スタイル・美貌ともお美しい。
夫が長期出張で不…
カメラワーク。やはりオフュルスはこのように流麗なんだな。お屋敷の階段昇り降りするのを追いかけるのとか。「たそがれの女心」を見た時もそれに似たシーンに感嘆した記憶があるので、そっちも近々見返してみよう…
>>続きを読む朝、サングラス姿で海岸を歩きながら煙草を吸うジョーン・ベネットが美しい。その直後に死体発見。
奥さん!落ち着いて!!!
ジョーン・ベネットが演じる主人公がずーーっとジタバタしていて慌ただしい。家…
ジェームズ・メイソンとジョーン・ベネットの共演作。
馬鹿娘の後始末に奔走する母ものノワールだが、プラトニックなメロドラマ要素もありで盛りだくさん。
またニューボートビーチの人工島に佇む一軒家に暮らす…