【第54回カンヌ映画祭 グランプリ他全三冠】
ミヒャエル・ハネケ監督作品。カンヌ国際映画祭ではグランプリだけでなくブノワ・マジメルが男優賞、イザベル・ユペールが女優賞を受賞、三冠に輝いた。
今まで…
頭でっかちでピュアなまま溜め込んできちゃったユペールが言い寄ってきた若い川崎麻世にアタックしてみたけど若い川崎麻世にはそんな器がありませんでした。チャンチャン。母親からもピアノからもトンズラするラス…
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あの「性癖」は自分を保つための歪な妄想でしかなかったんだろう。それを生身の男に正直に伝える(伝えても大丈夫と思ってしまう)ピュア過ぎる主人公が痛々しくて悲しい。そして生身の男はろくでもない。
イ…
_美しい画と音楽に交差する性癖
知的な女性ほど、意外な性癖を心の奥に隠し持っていることがあります。それがまた、女性の魅力を深める要素でもあるのでしょう。
極端な人間は、どこかで歪みが生じます。生き…
男性がオイディプス神話に象徴されるような「父殺し」へと向かう宿命をもつなら、女性もまた別の神話による「母殺し」へと向かう宿命をもつのではないか。
しかし、彼女たちは直接的に母へと向かうのではなく、…
エロい店で生徒に堂々と挨拶するらへんから、「あぁ、やばいんだな」と思っていたけど、要所要所の母の言動もあり、終盤になるにつれて変態→哀れっていう感情に移っていった。
歪んだ性的嗜好ほど理解されない…
【「天才ピアニスト」はお笑いコンビ、「変態ピアニスト」はイザベル・ユペール】
ちょっとー、ユペールさん、また変態役やってるやん。大女優なのに何でよー!と思いつつそんなユペールをまた好きになってしま…