まったく救いのない陰惨な剣劇。琵琶湖 竹生島での湖賊との殺戮合戦、そして湿地帯で繰り広げられる近衛十四郎 vs 大友柳太朗の剣豪対決。痺れまくり!あまりに壮絶で全身に力が入りすぎ、体内への酒の回りが…
>>続きを読むリアリズム(細部へのこだわり)を映画的高揚感に繋げるお手本のような映画。
特に大友柳太朗が柳生の門弟らを虐殺するシーンの臨場感がべらぼうにすごい。
最後の一人を切る前に凄腕だと褒める(瞬殺できるのに…
ケレンに満ちた派手な殺陣は少なく、“静”を基調としたリアルな殺陣が描かれる。
船上での湖賊との闘いは派手。だが、十兵衛(近衛十四郎)は身を低くして攻撃をかわすなど、やはりリアルより。
クライマッ…
どちらが真の柳生新陰流なのか、十兵衛に幕屋大休と湖賊(琵琶湖の海賊みたいなもの)が襲いかかる、という激シブ激熱時代劇。この映画は集団抗争時代劇の1つと言えることもできるであろう。
ゲリラ戦法により十…
画面がマジでキレッキレで無駄がない。ワンショット・ワンシークエンスの構図も多用されているが見事。後ろの方でもぞもぞ動いていると思ったら実は敵を暗殺してるとか、静かな場面だと思ってると「ウワアーーァ!…
>>続きを読む大友柳太朗という俳優は威風堂々としすぎていて全然悪役に見えないのだが、非道を極めさせることで悪役としての魅力を強く打ち出している。
門弟随一の腕前と思われる使い手を襲うシーンはまさに真骨頂だ。
斬り…
近衛十四郎演じる十兵衛が主役のシリーズ最終作にして、剣の恐ろしさが伝わってくるハードコアな異色作。
道場の門下生が真剣使い慣れてなくて自分の手切っちゃうとか、ディティールが細かくて殺され方も残酷。そ…
柳生十兵衛率いる新陰流VS新陰流正統派一派+湖族(湖の海賊)の血みどろの闘い。アクション集団時代劇。
正直なめてましたw
鬼気迫る作品でしたわ。
十兵衛も強いが相手も強い。湖族が水中から襲ってく…