2024年146本目
命懸けの輸送に挑む荒くれ者たちを待ち受ける試練
ヌーヴェル・ヴァーグの生みの親・アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督による傑作サスペンス
中米のベネズエラ。希望のない日々を送って…
アンリ=ジョルジュ・クルーゾーといえば「情婦マノン」や「悪魔のような女」もあるが何と言ってもこの作品だろう。
500km先の油田で起こった火災を消すために、いつ爆発するかわからない大量のニトログリ…
そのマッチの付け方どうやってるの?
仕事もなく町の軽食屋の軒先でうだうだつるんでる男たち。身分証のない移民たちのようで、土地も広すぎだし鉄道も無ければ行き止まりだらけという八方塞がりで町を離れ…
まともな仕事のない食い詰めた移民の男達が大金を稼ぐために500km先の油田まで大量のニトロを輸送する命懸けの仕事に挑む
正直前半1時間は本題に入る前の前置きみたいなもので長々とそれほど面白くもない…
H・G・クルーゾー監督の代表作。
ニトログリセリンの運搬がメインストーリーではあるが、前半の環境紹介や人物描写をかなり長々と描いている。
シャルル・ヴァネル演じるジョーは人間社会においては恐怖とい…
これを観たあとにフリードキン版を思い返すとあの作品が如何にダイナミズムに依存しきった支離滅裂で出鱈目な(のに成立している不可思議さを持っていた)産物だったかが分かる。それほどまでに、丹念で緻密な積み…
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