原作は『変身』のフランツ・カフカ。
監督は『市民ケーン』のオーソン・ウェルズ。
主演は『サイコ』のアンソニー・パーキンス。
これでフツーの常識的な映画のハズがありません。
『変身』の主人公は朝起き…
そりゃあ罪状無しにいきなり家まで来て、「でもお前は本当に無罪か?」なんて言われたら確かに言葉に詰まるけれど、それって意外と当たり前では?わざわざこんな延々と続く映画にする意味は?とか思いつつも、結局…
>>続きを読むカフカの未完の遺作『審判』。
安部公房の小説『壁 S・カルマ氏の犯罪』にかなり近いものを感じた。
小説と映画を比べるのもナンセンスだが、審判の方はアバンギャルドな内容の割にシュルレアリスム的な絵面…
原作未読ということもあり(カフカ「変身」しか読んだことないが、それがまた訳分からんかったよ・・)、不条理な夢幻的世界が描かれているのがかろうじて分かったくらいで、殆ど「なんじゃこりゃ!?」だったのだ…
>>続きを読む