相変わらず画力に圧倒される。それと、ソリッドな語り口で展開される物語が凄い。エドワード・ヤン監督の手腕には、いつも感服するばかりだ。
3組の男女が織りなす群像劇。物語同士の僅かな干渉で、その後の展…
誰が話しているのか一瞬分からなくなる瞬間や、誰かのセリフが別の場所の誰かの動きと重なっていたり、セリフの音声が口の動きと若干合っていないように見えたりする。その時セリフとしての語りは、画面から浮いて…
>>続きを読むなんか大友克洋感があるなー。SF抜きのね。なんでだろ。廃墟とか機動隊とかが映ってるからかなー。そう思ったのは最初の場面だけ。
雰囲気は好き。要所要所でいい画も感じるが、それでも全体的に撮り方が好み…
日常系好きだから楽しく観てたけど、ジャンルのところに書いてある通りクライムだった。クライムも好きだから面白かった。
映像も素敵。この監督いいな。
最終的に全部繋がるタイプの群像劇ってやはり面白い…
このレビューはネタバレを含みます
早朝の台北に響き渡った発砲音をトリガーにしていくつかの生が決定的に動き出す。映像の繋ぎ以上に、フェードインする音が都市に点在するままならない魂同士を結びつける確かな連続性を生み出してしまっている。結…
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